2017年9月1日

囲碁名人戦の舞台裏は・・・

囲碁名人戦七番勝負の第1局が8月30、31両日、中之島フェスティバルタワー・ウエストのホテル「コンラッド大阪」でありました。会場は高層階の会議室。いすに座りテーブルの碁盤を挟んでの対局。和室で正座して行うものではないの? 国際棋戦では当たり前ですが、名人戦では35年ぶりだそうです。その舞台裏を紹介します。

対局室

 

 

 

 

 

 

 

 

【対局会場・正面から】いすとテーブルが用意された。テーブルには碁盤と碁石。奥のテーブルは立会人の席。手前のカメラでネット中継。意外にこじんまりとして質素な会場だった。

対局室裏側

 

 

 

 

 

 

 

 

【対局会場・裏側から】特設やぐらを組み、碁盤の真上に設置された中継用カメラが対局を記録。高層階からの眺望は、対局者を癒やしただろうか。

記者室・検討室

 

 

 

 

 

 

 

 

【記者室・検討室】別室で中継モニターを見ながら、囲碁関係者が棋譜を追い、形勢を分析。記者たちも加わって、対局会場とは打って変わってにぎやかに。

前夜祭会場

 

 

 

 

 

 

 

【前夜祭】対局者を招いて盛大に開催された。外国人のファンの姿も。対局者は大一番を備えて途中で退席したとか。

大盤解説会場

 

 

 

 

 

 

 

【大盤解説会】多目的ホールではネット中継に合わせて囲碁関係者が指し手の意図を解説し、次の一手を予想。動きが少なくなると、対局者が食べたおやつまで話題に。