ホテル最上階で堪能するベトナムフレンチ「チャオサイゴン」

店内に一歩足を踏み入れれば、そこは非日常の世界。中之島の美しい夜景を眺めながら、本場仕込みのベトナムフレンチを愉しみませんか?
チャオサイゴン

 2007年秋にオープンしたAPAホテル肥後橋の最上階(30階)にある「チャオサイゴン」は、中之島の美しい夜景を眺めながらベトナムフレンチが愉しめるレストラン。ベトナミーズ・リゾートをコンセプトにした店内には、アジアとヨーロッパのセンスが融合したシックなインテリアが配され、アオザイ姿のスタッフや緩やかなポピュラー音楽が流れるBGMなど、すみずみまでベトナムらしさを感じさせてくれます。

中之島の風景を見下ろし、北側に梅田、カウンター席のある南側に難波。店内からは街の光に包まれた美しい夜景が一望できます。天気のよい日はさらに見晴らしのよいテラス席がオススメ。「実はここから天神祭や淀川の花火が綺麗に見えるんです」と、店長の三浦さん。今年の夏は知る人ぞ知る花火の名所として大いに賑わったそうです。

チャオサイゴン

そんな美しい夜景とともに味わえるのが、現地の一流ホテルで腕を磨いた料理人が手がけるベトナムフレンチ。フランスと中国の食文化に影響を受けたベトナム料理ですが、その味付けは北部と南部で異なり、より赤道に近い南部の方が甘辛くしっかりとした味わいといわれています。「チャオサイゴン」では、サイゴン(現・ホーチミン)という名が示すとおり南部の料理がベースとなっています。

人気のアラカルト・メニューをご紹介しましょう。
まずは、玉子を練り込んだ固麺を器に仕立てた「海鮮かた焼そば」。海鮮あんかけとともに崩しながらいただきます。現地ではフォーと並ぶ定番の麺類「ブン・ボー・フェー」は、唐辛子とチリソース入りの牛肉辛口麺。ベトナムの首都ハノイの伝統料理「チャ・カ・ラ・ボン」は、ベトナム料理に欠かせない調味料ヌクマム(魚醤)とカレー粉でマリネにした魚(ニベ)を焼き上げた料理です。ベトナム風好み焼き「バインセオ」も特製ヌクマムソースをからめて。「フレッシュマンゴと青いパパイヤのサラダ」は、南国らしい食材とオシャレな盛り付けで見た目も愉しませてくれます。

チャオサイゴン夜景の見えるカウンター席
2ヶ月ごとに内容が変わるコースは、ベーシックなベトナム料理が愉しめる「チャオセット」や、ボリュームたっぷりの「TROI SAO」「SAIGON」コース(お一人様 3,600円~)、さらには冬季限定の「海鮮ピリ辛鍋プラン」や、クリスマス限定のディナーコースなど多彩なメニューが用意されています。
また、ベトナム直輸入の焼酎やビールなど、ベトナム産の酒類も充実。オススメは、ベトナムでポピュラーな焼酎をセットにした「ベトナム焼酎飲みくらべセット」。ナッツのような香ばしい風味の「ネプモイ」、ほのかな甘味が特徴のライススピリッツ「ルアモイ」、赤色もち米から造られた黒米酒「ネプカム」の3種が一度に味わえます。

客層に応じて、さまざまな使い方ができるのも、都心のレストランならでは。友人同士や夫婦、カップルの会食はもちろんのこと、ビジネスマンの接待として利用されることもあれば、ホテルの宿泊客が一人でのんびりディナーを愉しむこともあるとか。あなたも大阪・中之島の美しい夜景を眺めながら、本場仕込みのベトナムフレンチを愉しんでみませんか?

(※メニュー&価格は2008年11月現在のものです。)
(※価格は、全て税込です)

店名
チャオサイゴン
住所
大阪市西区土佐堀1-2-1 APAホテル大阪肥後橋駅前店30F
TEL
06-6447-2155
大阪市西区土佐堀1-2-1