中之島『国立国際美術館』でお子さまとアート鑑賞を楽しもう!

“美術館は静かに鑑賞するところ“といった印象から、お子さまとの来訪を敬遠される方もいらっしゃるのでは。
中之島にある国立国際美術館では、お子さまむけのワークショップが定期開催されるなど、さまざまなメニューが用意されています。また、キッズコーナー、授乳室、貸出ベビーカー、そしてロッカールームといった設備も充実。今回の中之島散策ではその魅力をいくつかご紹介させていただきます。
ぜひ、中之島でお子さまと一緒にアート鑑賞を楽しまれてはいかがでしょうか。
建築家シーザー・ペリが「竹の生命力」を表現した外観
● point1
建築家シーザー・ペリによって「竹の生命力」を表現したという外観もアートとして必見。
美術館がすべて地下にあるという珍しい建築物です。
● point2
イベント「こどもびじゅつあー」が定期開催。1時間の間に2〜3点の作品を鑑賞しながら、お子さまと美術館スタッフが対話を通して作品を鑑賞するイベント。
自由な見方で作品を鑑賞するきっかけになるのではないでしょうか。
※スケジュールはこちら
無垢の笑い 作者:ジョアン・ミロ
● point3
小学生以上のお子さまを対象に、鑑賞を楽しむことができる各種キットを無料で配布いただけます。
難しいと思われがちなアートへのハードルも少し下がるのではないでしょうか。
キットをご希望の方は、地下1階インフォメーションにお立ち寄りください。
★地下1階常設作品鑑賞用『ジュニア・セルフガイド』
地下1階は無料で入場でき、いくつかのアートが常設。
そのような常設作品を1点ずつ丁寧に見て回ることができるよう、1つの作品の鑑賞が終わると次のシートがもらえるしくみです。
最後はすべてのシートを収納できるファイルをプレゼントしていただけます。
シートを収納できるファイル
マップ
シート
シート
★地下1階常設作品鑑賞用『ジュニア・セルフガイド』
ミシン目で切り離すとカードになります。
裏に書かれている質問や紹介文を手がかりに鑑賞。カードリングでまとめたり、『アクティヴィティ・ブック』に貼ってもOK!
★『アクティヴィティ・ブック』
アートに触れるきっかけになるアクティヴィティ(活動)を記載した小冊子。
例えば、「絵の中に入りこんだら、どんなにおいがする?なにがきこえる?」と想像したり、大好きな作品にファンレターを書いてみたり。
実際に書き込んで自由に使える小冊子となっています。
ただし、完成させることばかり考えないで、ゆったりした気分で楽しみながらご利用くださいね。
アクティヴィティ・ブック
アクティヴィティ・ブック
アクティヴィティ・ブック
● point4 キッズルーム
安全に配慮された設えであることはもちろん、ユーザビリティも高く、隣接する授乳室にはベビーカーのまま入室することができます。
キッズルーム
授乳室
およそ500冊の絵本があります。近くの書店では見かけないような、学芸員の方の選りすぐりの美術にまつわる絵本も豊富なので、思わず大人も絵本の世界に惹きこまれます・・・
厳選された絵本
あの有名なフェルメールの絵画の解説が、わかりやすいタッチで描かれた絵本や、児童書としては昔から馴染みのあるミッフィーのシリーズも『うさこちゃんびじゅつかんへいく』といった具合に厳選されたものが並んでいます。
テーブル&ベンチが設置された 広場
● point5 ランチスポット
館内にあるレストラン&カフェ“中之島ミューズ”にはお子さまランチもあるのでおすすめです!
その他にも中之島界隈にはいくつかのランチスポットもありますよ。
美術館の入口付近から南側へ進むとテーブル&ベンチが設置された広場があります。
心地よい季節にはお弁当などテイクアウトしてきたものを、のんびりいただいても。
夜の国立国際美術館
お子さま連れには、夜更かしはお勧めすべきではないかもしれませんが、特別にお時間が許すなら少し遅めの来訪もゆっくり鑑賞できるのでおすすめだそう!
★開館時間
10:00~17:00 (入場は16:30まで) 金曜日・土曜日は20:00まで
(入場は19:30まで)
※休館日:月曜日(月曜日が祝日の場合は開館し、翌火曜日に休館)
※都合により変更になる場合もあります
高校生まで無料となる企画展や、無料観覧日などもあるそうです。開館時間や観覧料については、季節や展覧会の内容に応じて異なるため、訪れる際には
公式サイトもぜひチェックしてくださいね!
(2017年8月/※画像はイメージです)
国立国際美術館
住所
大阪府大阪市北区中之島4-2-55
TEL
06-6447-4680(代)
大阪府大阪市北区中之島4-2-55 国立国際美術館