ミュージック

日本テレマン協会 第261回定期演奏会                                    「サリエリ復権」 ~歴史に翻弄された悲運の作曲家~

開催日・期間
2019年7月18日(木)18:30開演
開催場所
大阪市中央公会堂 3F 中集会室
イベント内容
“悪役”に仕立てられた大作曲家・サリエリの実像に迫るコンサートです。
サリエリは、モーツァルトと同時代にウィーンで活躍した作曲家で、孤児から宮廷楽長まで上り詰め、ベートーヴェンやシューベルト、リストなど、多くの作曲家を育てた教育者でもありました。しかし、1984年に公開された映画「アマデウス」の影響で、サリエリの印象は「モーツァルトを毒殺した二流作曲家」という不名誉なものとなってしまいました。
映画の内容は史実ではありませんが、サリエリは最晩年にマスコミからモーツァルト毒殺の疑惑をかけられ、死から数年後にはロシアの文豪プーシキンが毒殺疑惑を題材にした「モーツァルトとサリエリ」という戯曲を発表しました。
映画「アマデウス」のもとになった戯曲ですが、19世紀末にはリムスキー・コルサコフがその台本を元にオペラを作曲するなど、サリエリには常にこの毒殺疑惑という印象がつきまとってきました。
本公演ではサリエリの名誉挽回を図るため、サリエリの代表作とも言える「スペインのラ・フォリアによる26の変奏曲」をはじめ、モーツァルトとサリエリの競作によるカンタータ「オフェーリアの健康回復に寄せて」などを取り上げます。

●曲目:
A.サリエリ:
シンフォニア ニ長調「ヴェネツィア人」
ピアノ協奏曲
スペインのラフォリアによる主題と26の変奏曲

A.サリエリ/W.A.モーツァルト/A.コルネッティ:
カンタータ「オフィーリアの健康回復に寄せて」

●出演:
指揮:延原武春
ソプラノ:中村朋子
フォルテピアノ:高田泰治
テレマン室内オーケストラ
(クラシカル楽器)

●料金:
・一般前売・当日共 ¥5,000円 (自由席)
・立ち見席 ¥1,000円
・25歳以下(ユースシート) ¥1,000円
 ※当日、ご年齢の分かる証明書のご提示をお願い致します。

●お電話でのご予約:
日本テレマン協会事務局 06-6345-1046(営業時間/平日10:00~18:00)

●メールでのご予約:
yoyaku@cafe-telemann.com
(公演名、お名前、チケット枚数、お電話番号をご記入ください)

●お問合せ:
日本テレマン協会 06-6345-1046(営業時間/平日10:00~18:00)