アート

特別展「香のいろは―道具とたどる香文化」

開催日・期間
2020年4月4日(土)~5月31日(日)午前10:00 ~ 午後5:00
(ご入館は午後4時30分まで)

※会期中一部展示替えがあります。
前期:2020年4月4日(土)~29日(水・祝)
後期:2020年5月1日(金)~31日(日)

休館日 月曜日
<4月30日(木)は展示替えのため休館、5月4日(月・祝)は開館>

夜間特別開館 :2020年4月23日(木)、5月28日(木)
午前10:00 ~ 午後19:30(ご入館は19:00まで)
開催場所
中之島香雪美術館 〒530-0005 大阪府大阪市北区中之島3-2-4 中之島フェスティバルタワー・ウエスト 4階
イベント内容
みどころ
「香〈こう〉」という言葉は、「香道」や「香席」を連想させるため、敷居が高いイメージがあるかもしれません。しかし江戸時代の絵画には、寝屋〈ねや〉で寝そべりながら香を焚〈た〉いたり、髪の毛に香のかおりを移していたりする様子が描かれており、本来は生活の中で楽しむ日常に根差した文化であったことがわかります。

香道具は、仏を供養〈くよう〉するための道具から、かおりを衣服や空間にくゆらせるための道具、数種の香木を聞き分けて遊ぶための道具まで、多彩に展開しています。これらは蒔絵などの技法で美しく飾られ、見るだけでも楽しいものですが、遊び方や道具の役割を理解することで香の魅力をさらに知ることができます。本展では、日本で花開いた香文化を、香道具の使い方を切り口として「いろは」から丁寧に紹介します。

また、本展では香の原料となる香木や香料も展示します。「名香〈めいこう〉」と呼ばれる香木は、先人たちによって集められ、大切に伝えられてきたものです。香料については、匂いを試していただけるコーナーを設けています。古〈いにしえ〉より親しまれてきたかおりに触れ、脈々と受けつがれてきた香文化を体感していただきます。

●料金:一般1,000(800)円、高大生600(400)円、小中生300(150)円
※( )内は前売り(一般のみ)・20名以上の団体料金

【割引サービス】
・本人と同伴一名 
 朝日友の会(200円引き)、障がい者手帳(半額)
・本人のみ
 藪内燕庵維持会(200円引き)、フェスティバルホール・クラブ(200円引き)

●主催:公益財団法人香雪美術館、朝日新聞社