リーガロイヤルホテルにおしゃれな大人の空間が誕生!「ラ・ロンド」

リーガロイヤルホテルのレストラン「オールデイダイニング リモネ」内に7/7(月)、新たなダイニングスペース「ラ・ロンド」が誕生したと聞き、さっそく行ってきました。このリーガロイヤルホテルは、大阪府内で最も朝食が美味しいホテルとして有名なんですよ。(世界最大の旅行口コミサイト「トリップアドバイザー」の「朝食のおいしいホテル2014」による)
リーガロイヤルホテル オールデイダイニング リモネ内 ラ・ロンド
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「オールデイダイニング リモネ」の店内から橋に見立てたアプローチで繋がる独立した空間「ラ・ロンド」に足を踏み入れると、まず目をひくのはフロアー中央の円柱から天井へと朝顔型に広がる、紫の濃淡が美しいモザイクタイル。

これは1965年にリーガロイヤルホテルが「大阪ロイヤルホテル」として現在の場所に開業した当時、英国人陶芸家バーナード・リーチ氏からのアドバイスをもとに、日本建築の大家である建築家 吉田五十八氏が意匠設計したもの。
タイルはひとつひとつ手ではられているそうで、約50年前の作品とは思えないほどスタイリッシュなオブジェとやや落とし気味の照明がおしゃれな大人の空間を生み出しています。テーブルとテーブルの間もゆったりとした配置になっていてデートにぴったりの雰囲気です。

「円舞」を意味する「ラ・ロンド」という名前の通りの円形空間は、ホテル開業当時はパーラーとして使われており、最高のデザートを提供していたそう。

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大きなガラス窓の外には緑の日本庭園が広がっています。

中央のモザイクタイルに合わせた、水面を思わせるブルーのモザイク模様の絨毯や、静岡の金網職人による個性的なランプシェードなどが配され、リモネのメインダイニングとは趣の異なる、ラグジュアリーな空間になっています。ウェディングの二次会などの貸切りパーティーにも良さそう。

この日は、「ラ・ロンド」のオープンを記念して8/31(日)まで期間限定で楽しめるコース料理(1日20食限定)をいただいてきました。
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前菜の「海の幸と野菜のラ・ロンド風」は「ラ・ロンド」の円形の空間、そして緑、水、光をイメージしてオマール海老やノルウェーサーモン、野菜をゼリーで円形に固め、紫キャベツで巻いたボリューミーな前菜です。さっぱりとした味わいが前菜としてぴったり。
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前菜に続いて出てくる「トマトと野菜のスペイン風冷製スープ ガスパチョ」 はさわやかな酸味が食欲をそそります。「ガスパチョ」は「飲むサラダ」とも言われており、とってもヘルシーで美容にも良さそう。
lalonde_6[1] メインの「牛フィレステーキ」は脂肪の少ないさっぱりとした牛フィレ肉を使っていて、赤ワインソースとの相性もばっちり。ぺろっと食べられてしまいます。
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メインに続いて出てくる「夏野菜のカレー 味噌風味」はバーナード・リーチ氏の芸術思想「和と洋の融合」にちなみ「和洋折衷」がテーマ。赤味噌風味のジャパニーズスタイル・カレーが、どこか田楽を思い起こさせます。
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デザートの「デセール ア・ラ・ロンド」は「ラ・ロンド」の象徴、紫のモザイクタイルをジュレで表現しています。ソフトクリームの下にはココナッツのブランマンジェが隠れている、夏らしい爽やかなデザートです。
50年の時を超えラグジュアリーでおしゃれな大人の空間に蘇った「ラ・ロンド」。大きな窓から日中は木漏れ日が差し込み、夜はライトアップされた庭園を楽しむことができます。大切な人とのデートやパーティーにぜひご利用になられてはいかがでしょうか。
※ バーナード・リーチ・・・武者小路実篤、志賀直哉、柳宗悦等の「白樺」同人との交流も深い、日本を愛したイギリス人陶芸家。東洋と西洋の文化を融合した独自の世界観で、民芸運動の発展に貢献。
※ 吉田 五十八・・・昭和期に活躍し、近代的な数奇屋建築を確立した建築家。1964年「文化勲章」受賞、1974年「従三位 勲一等瑞宝章」受章。

店名
オールデイダイニング リモネ内「ラ・ロンド」

住所
大阪市北区中之島5-3-68 リーガロイヤルホテル ウエストウイング1階

TEL
06-6441-1056(リモネ直通)

大阪市北区中之島5-3-68 リーガロイヤルホテル ウエストウイング1階