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新年度スタート! チャレンジしたい貴方へ
2026.04.08 Wed
ノーベル賞受賞者の坂口志文・大阪大特別栄誉教授がフェスティバルホールで講演
新年度・新学期もスタートしました。何かに新しいことにチャレンジしたい、そんな風に思っている方も少なくないかもしれません。
今回は、そんな方のヒントになるかもしれないような講演会が、春休み中の3月27日、フェスティバルホールで開催されたので、紹介したいと思います。

坂口志文さん
自分を納得させること
昨年のノーベル生理学・医学賞を受賞した坂口志文・大阪大特別栄誉教授とともに、若い世代に科学の魅力を伝えたイベント「坂口志文さんから 未来をひらく君たちへ」(朝日新聞社、日本免疫学会主催)。学生を中心に約2000人の参加者が集まり、前半は坂口さんの講演が、後半は教育系YouTuberのヨビノリたくみさんとの対談がありました。
講演では、免疫反応の暴走を抑える制御性T細胞を発見した経緯や医療応用の可能性について語り、集まった学生らに向けて「自分を納得させるために研究するのであって、あるいは勉強するんだということ」「何事にも時間がかかるということ」などと訴えました。「自分を納得するために」って、何かにチャレンジする時の大きな要素なのかもしれませんね。

講演会には学生を中心に約2000人が集まった
やりたい事を探して

ヨビノリたくみさん

坂口志文さん
後半の対談では、坂口さんの子どもの頃からを振り返りました。小学校の頃は、本を読むのが好きで、畳の上で寝そべって本を読んでいたといい、中学生の頃は美術に打ち込み、将来は芸術家になりたいと思っていたそうです。ノーベル生理学・医学賞受賞者ですから、科学や生物に興味があったのだろう、と勝手に想像していましたが、全く違いました。
ですが、精神科医になりたいと大学は医学部に進学。その後も大学院に進むのですが、「やりたいことを探して」中退し、愛知県がんセンター研究所へ移ります。ここで、受賞のきっかけとなった研究を初め、没頭していきます。
そんな坂口さん、「学生たちの研究テーマの取捨選択はしてあげるのですか?」という質問に対し、「基本的にはやりたいと思ったらやってみる。説得するよりは本人が納得するのを待つ」などと答えました。
講演でも対談でも、坂口さんのからは、「納得」という言葉が出てきました。「納得」するからこそ、変幻自在に興味のある事を追求し続けてきたのだと思います。
皆さんも、この春、自分のやりたいことを探して、「納得」出来るまで、あたらしい事にチャレンジしてみてはいかがでしょうか?
