ブログ
お気軽に古美術を鑑賞してみませんか
2026.07.08 Wed
カラフルなインコたちが古美術を案内
突然ですが、「古美術」って聞いてどんなイメージがありますか?
歴史、高価、骨董、伝統といったところでしょうか?
「歴史的価値はあるけど、少し敷居が高い」なんて思っていたりしませんか?
そんな方にお勧めの、ちょっと変わった美術展が、中之島香雪美術館で開かれています。

入り口では、多くのインコが迎えてくれる

カラフルなインコたちに案内される「美人夏姿図」(江戸時代)
香雪美術館(神戸市東灘区)は武具、仏教美術、書跡、絵画、茶道具と幅広い古美術作品を所蔵しています。一方、現代の日常生活ではこうした、古美術に接する機会が少なくなり、そこに表現されたモチーフの意味や、用途が分かりにくくなっているのも事実です。
そんな古美術の所蔵品を、カラフルな巨大なインコが案内する特別展「インコイズカミング! 香雪美術館コレクション×川上和歌子~ピコ&ピータといっしょに古美術鑑賞!」が中之島香雪美術館(大阪市北区中之島)で開かれています。8月30日まで。
特別展では、香雪美術館所蔵の絵画や陶磁器など100点を前後期で入れ替えて展示。その、美術品を案内するのが、現代アーチストの川上和歌子が手がけるカラフルなインコ約200羽です。インコは3サイズあり、大きいものは約150センチもあります。

大小3羽のインコが「花鳥図屛風」(江戸時代)を案内する

茶室に展示された「鷹自在置物、木菟置物」(明治時代)は数羽のインコが案内してくれる
7月26日(日)までの前期のテーマは「カラフル きらきら、うっとり」。インコが案内するとあって、鳥を題材とした作品を中心にカラフルなコレクションを展示。葛飾北斎の「肉筆画帖」の「ホトトギス」をピンクのインコが案内したり、中国・明時代の掛け軸「梅鷺図」(伝 徐熙)の「サギ」を茶色のインコが案内したり。
8月1日(土)からの後期のテーマは「ビックリ わくわく、とりどり」で、今春、重要文化財に指定されたばかりの長谷川等伯「柳橋水車図屛風」(桃山時代)や、朝鮮・朝鮮時代の割高台茶碗 銘「長束割高台」などを展示予定です。

村山龍平記念室にはフェルメールブルーのインコも

窓際のインコたち
さらに、常設の村山龍平記念室では、この夏、大阪中之島美術館で開かれる「フェルメール《真珠の耳飾りの少女》展」に合わせ、フェルメールブルーのインコもいます。
そして、インコたちですが、実は館内に入らずとも、外からも数羽見ることが出来ます。渡辺橋付近から、中之島フェスティバルタワー・ウエストの4階付近を見上げて下さい。窓辺に遊ぶ数羽のインコたちをみることが出来ます。
期間中、毎週土曜日午前11時~午後1時にはインコとの記念撮影が出来たり、毎週金曜日には学芸員によるミニトークがあったりします。また、チケットの半券があれば、フェスティバルプラザ内のお店での優待サービスも受けられます。
入場料1600円、大学生以下は無料。問い合わせは中之島香雪美術館(06・6210・3766)へ。
