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4年半ぶりの中之島

2025.11.26 Wed

11月、4年半ぶりに中之島に戻ってきた。
見慣れていたはずの景色だが、4年半の時間の経過は、以前とは違う中之島を楽しませてくれる。
かつて、慣れ親しんだこの街を歩いてみて、最初に目に付いたのは、中之島美術館の黒い建物だ。2022年2月の開館。私が中之島を離れる前は、まだ工事中で、当時がどんな風景だったか、はっきりとは思い出せないが、初めて目にするこの黒い物体は、芸術の街「中之島」を強くアピールしてくる。

中之島美術館

その隣には、白黒のストライプが印象的なモダンな建物が2棟そびえる。これも4年半前にはなかった景色だ。2024年6月に開業した、中之島クロス。かつて中之島にあった阪大医学部中之島キャンパスの跡地に立つ未来医療の産業化拠点という。中之島には住友病院があり、川向かいには関電病院があるなど、医療機関が集積する医療の街「中之島」にふさわしい施設だ。4年半前は本格着工前で、まだその姿はなかったはずだが、すっかり景色に馴染んでいるのが不思議だ。
 さらに西へ進んでいくと、2024年開校したばかりの中之島小中一貫校がある。真新しい校舎にグリーンの芝グラウンドがまぶしく光っている。中之島にはかつて大阪大があり、今も阪大の中之島センターや府立中之島図書館がある。学問の街「中之島」は今も健在だ。
 

中之島クロス

今度は方向を変えて、ずっと東へ。
中之島公会堂の前から東に延びる道・中之島通はかつて、車も通っていたはずだが、今は歩行者空間に。公会堂や「こども本の森 中之島」などに囲まれた空間は市民の憩いの場になっていた。
 思えば中之島は江戸時代より、大阪の経済や文化の中心地で有り続けた街だ。400年前とはその姿は違うが、今も、その要素は変わらないと、改めて思う。
 その一方で、たった4年半でも違った顔を見せてくれる。島内を歩くと、今も工事が進む場所がある。この先の4年半、さらにその先と、この島がどんな顔を見せるのか、どんな風に大阪の中心で有り続けるのか、楽しみになった。

中之島通