こだわりぬいた手作りハンバーガーで、大評判!
「クラフトバーガー 堂島店」

日本ではランチ用のファストフードというイメージが強いハンバーガーですが、ディナーにもなる「大人のハンバーガー」を提供してくれる店として、今大人気なのが「クラフトバーガー」。その2号店は、中之島にほど近い堂島にあります。
今日は、その人気の秘密を探るべく、オーナーでオーストラリア出身のパット・アゴスティネリさんと、奥さまの美希さんにお話を伺ってきました。

中之島、渡辺橋から徒歩数分、四ツ橋筋に面したビルの1階にある堂島店。ビジネスマンのお客さまはもちろん、観光客や学生の来店も多いのだとか。

大通りに面して大きな窓があるお店。11時30分の開店を待っておられたかのようにお客さまが次々とご来店されます。カウンターには各国の様々なお酒のボトルが並んでおり、夜はバーとして利用される方もいらっしゃるそうです。

■試作して食べてみたら、美味しさにびっくり。これなら勝負できる!

       オーストラリアご出身のパットさんが、どうして日本でハンバーガーショップを開こうと思われたのでしょうか。

パットさん

「私は12年ほど前、英会話の教師として来日しました。しかし兄がオーストラリアでピザのお店をしていた事もあって、いつか飲食店をやりたいと考えていました。妻も、ずっと飲食関係の仕事をしていて、それで5年前に堀江に1号店を出したのです」

美希さん

「パットはずっと、日本でレストランをやりたいという想いを持っていました。ちょうどそんな時、オーストラリアの知人から、『一緒に日本で、ハンバーガーショップをやらないか?』という話があったのです。その話自体は結局、なくなってしまったのですが、準備も進めていたので、自分たちだけでもやってみようとなったわけなんです」

       特に「ハンバーガー」にこだわった理由は何でしょうか?

パットさん

「5、6年ぐらい前から、グルメなハンバーガーのブームが来ていました。でも、大人がディナーとして楽しめるようなハンバーガーは、まだなかったので、チャレンジしてみようと思いました」

美希さん

「準備を進めていた時に、いろいろ試作して食べてみたんです。そうすると自分でいうのもヘンなのですが、『すっごい、美味しいよね!』ってなって(笑) それから、あちこちのハンバーガーショップに通って、食べ比べて研究したのですが、『これなら、私たちも勝負できるね!』と自信を持って、オープンすることにしたんです」

パットさんと二人三脚で。堂島と堀江、2つの店を切り盛りする、奥さまの美希さん。「ひと口食べて感動していただける味を提供する」ことをモットーとされています。

オーナーであるパットさん。ハンバーガーだけでなく、クラフトビールにも精通。「夜はバー営業もしていますので、お酒だけのお客さまも、大歓迎です!」

ハンバーガーのサイズは、「プチ」(写真奥)と「レギュラー」(写真手前)の2種から選べます。いろんな味を楽しみたい時は、プチがおすすめ。

パットさんおすすめの「スイスチーズきのこバーガー」。ハンバーガーというよりステーキのような味わいのパティと、チーズときのこがよく合います。★

■本物にこだわり、素材そのものの味をじっくり楽しむハンバーガー

       クラフトバーガーが、他のハンバーガーと違う点は何でしょうか。

パットさん

「ハンバーガーで一番大事なのは、お肉です。選び抜いた北海道の国産牛だけを使っています。パン粉や卵など、つなぎを使わず塩とコショウで味付けするだけです。通常のハンバーグのように練りません。それ以外に大事にしているのは、バランスです。たとえばバンズが大きすぎると、肉の味が負ける。そういった点にも注意しています」

美希さん

「サイドメニューで提供しているフライドポテトやオニオンリングは、冷凍ではなく生の野菜から作っています。市販のソース、ドレッシングなどはほとんど使わず手作りしています。
もちろんバンズも、北浜の『まん福ベーカリー』さんで、特別に焼いていただいているものを使っています」

パットさん

「市販品は、ケチャップぐらいかな(笑)」

肉に塩コショウするパットさん。肉は毎朝、挽いたものを使用。その日のうちに、使い切ってしまいます。仮に残っても、冷蔵や冷凍して使うことは、決してないそうです。

オニオンリングを揚げる美希さん。冷凍食材ではなく、生の野菜を使うのがクラフトバーガー流。「その日の朝、カットしたものだけを使います。だからおいしさが違います!」

ビーフ以外にもプルドポーク、照り焼きチキン、サーモンやベジタリアン御用達の豆腐ステーキバーガーなど、さまざまな味が満喫できます。★

スイーツメニューも充実。サクサクのワッフルバーガー。他にもシェイクやワッフォガート(ワッフルを使ったアフォガート)、サラダなどサイドメニューも豊富に揃っています。★

■美味しくて身体にいいものを、提供し続けたい。

       クラフトバーガーでは、クラフトビールも豊富に揃えていますよね?

美希さん

「大人の方に、新しいスタイルで楽しんでいただける『ハンバーガー・レストラン』だと思っています。だからクラフトビールはもちろん、カクテルなどもご用意しています」

パットさん

「日本のクラフトビールは美味しいですね。私たちの自慢のハンバーガーと一緒に楽しんでいただきたい。だから『このハンバーガーには、このビール』という組み合わせもおすすめしています」

カウンターの後ろにズラリと並んだ、クラフトビールのサーバーは、日本のクラフトビールを愛するパットさんのこだわりで設置したもの。全部で7種のビールが味わえます。★

ハンバーガーのメニューには、それぞれの味に合う「おすすめクラフトビール」が掲載されています。日ごろハンバーガーをあまり食べないというお酒好きの方にも最適!

       ここは中之島からも近いですが、中之島にはどのような印象をお持ちですか?

美希さん

「キレイなイメージがありますね。ハンバーガーをテイクアウトされて、中之島の公園辺りでゆっくりと過ごせたらいいなと感じます。
そうお感じのお客さまも多いようで、週末などはたくさんのお客さまにお越しいただいています。
そんな方々に、これからも素材や調理にこだわって、美味しくて身体にいいものを提供し続けたいですね」

パットさん

「中之島は、カフェとかがいい感じですね。中之島と一緒に、私たちのハンバーガーも楽しんでいただけたら、うれしいです」

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テイクアウトのボックスには、ご覧のような手書きのメッセージが。
こういうところに、お客さまに対する「おもてなし」を大切にする心がうかがえますね。
<取材レポ>

驚きました。今まで食べていた「ハンバーガー」の概念を、大きく変えるものだったからです。お肉の味をストレートに楽しめるハンバーガーは、ディナーとしても、十分なもの。
取材の際、パットさんは「満腹になっても、お腹が重くならないハンバーガーを目指した」とおっしゃっていましたが、まさにその通りのハンバーガーでした。ランチといわず、ディナーといわず、折々に楽しみたいハンバーガーだと思います。取材、ありがとうございました。

(写真★は、クラフトバーガーさまご提供)

(2020年8月)

クラフトバーガー堂島店
住所 〒530-0003 大阪府大阪市北区堂島2-1-40 新堂島ビル1F
電話 06-6131-7577
営業時間 月~日 11:30~22:30(L.O22:00)
定休日 無休
アクセス ○京阪中之島線 渡辺橋駅下車 徒歩約5分
○大阪メトロ四つ橋線 西梅田駅下車 徒歩約3分
○JR東西線 北新地駅下車 徒歩約3分