祝・「中之島フェスティバルタワー・ウエスト」遂に完成!レポート

2017年、春。遂に「中之島フェスティバルタワー・ウエスト」が完成しました!晴れてツインタワーとなって誕生した“フェスティバルシティ”を、早速訪れてみました!
map_fes_west2
ツインタワー
【左】中之島フェスティバルタワー・ウエスト
【右】中之島フェスティバルタワー(写真提供:朝日新聞社)

【遂に完成!中之島フェスティバルタワーウエスト】

2012年11月に完成した、「中之島フェスティバルタワー」は、「音楽の殿堂」と称された旧フェスティバルホールを建て替え、オフィスビル、商業施設と組み合わせた地下3階、地上39階、高さ200mの超高層ビル。その四つ橋筋を隔てた西側にこのたび完成したのが「中之島フェスティバルタワー・ウエスト」です。
「中之島フェスティバルタワー・ウエスト」は、中之島フェスティバルタワーと同じ200メートルの高さを誇る地下4階、地上41階の建物となります。ツインタワーとしては、国内最高の高さであり、ビルとビルの間に公道(四つ橋筋)が通っているのは世界でも珍しいそうです。
耐震性や省エネ機能にも優れたハイスペックな構造となっており、面積は、フェスティバルタワーと比べると、若干「ウエスト」のほうが広めです(敷地面積8,377㎡:8,150㎡、延床面積151,146㎡:146,209㎡)。
中之島フェスティバルタワー・ウエストは、地下鉄肥後橋駅・京阪渡辺橋駅からバリアフリーで直結。ホテルやオフィス、美術館(2018年春開館)などが入っており、地下1階の飲食店街「フェスティバルプラザ」が、両タワーを繋ぎ、自由に行き来できるようになっています。
中之島フェスティバルタワー・ウエストが完成し、新たに飲食13店舗、物販・サービス4店舗の全17店舗が加わったことで、フェスティバルプラザは、中之島フェスティバルタワーの店舗と併せて計49店舗が集まる一大商業施設となります。

今回は新たにオープンした中之島フェスティバルタワー・ウエストの新店舗をご紹介します。

 

●地下1階 / こだわりのある“食”の名店が集結するフロア
慌ただしい朝やランチタイムなど、ゆっくり時間がとれないときに、すぐ食べられるものが揃うのが地下1階。ファミリーマートのスペシャルエディション版「ファミマ!」や、人気のブーランジェリー「ア・ビアント」などもあるので、多忙なビジネスマンやワーキングウーマンにとってはありがたいですね。
また、“さくっ”と飲んで帰りたい!というときも、このフロアがおすすめです。スパイスやハーブを使った世界各国の料理が食べられる「SPICE&HERB SUPER“DRY”」や、豪快な肉料理とともに100インチのスクリーンでスポーツ観戦なども楽しめる「RED BRICKS」(レッド・ブリックス)などのパンチの効いたお店や、スペインバル、ラーメン、焼き鳥などバラエティに富んだ食の名店が集結しています。
「中之島を訪れるハイセンスな人達」に向けにおしゃれな文具が売ってあったりします。普通のコンビニとはちょっぴり違う“ファミマ!”
北摂で人気のパン屋さんが中之島に進出。ワインに合いそうなハード系はもちろん、スイーツ系もおすすめです。「パンはア・ビアントのものです」というレストランもあるほどで、その味はホンモノ。北摂の人気店が中之島に進出!
ブーランジェリー・ア・ビアント
タパスは40種以上あり。380円~とリーズナブルに楽しめます。自家製サングリアがおすすめですヨ!豚のしっぽのロゴが可愛いスペインバルerco(エルコ)
焼き鳥は日本を代表するフィンガーフード。外国人観光客にも喜ばれそうですね!こだわりの鶏肉を使った焼き鳥がおすすめ「鳥料理 藤よし」
食の街大阪の民の胃袋を鷲掴みにしているラーメン店。伝説の創業者が自ら腕をふるうそうです!日曜限定メニューもあり行列のできるラーメン屋さん「而今」

 

1階 / 高感度な大人のためのショップが集うフロア

オフィスやホテルのエントランスが集まる1階には、こだわりのドリップマシンで有名な「Drip X cafe」や、スタイリッシュなレストラン「FIFTH SEASON」がお目見えです。また、オーストラリア、メルボルン発のオーガニックスキンケアブランド「Aesop(イソップ)」や、時計をはじめとする装飾品を扱う銀座の名店「和光」、美術・工芸品をはじめトータルライフスタイルのセレクティブティック「MAGATAMA(マガタマ)」などもあり、特に女性に好まれそうな店舗構成となっています。
バリスタチャンピピオンの抽出技術を再現したドリップマシンで入れたコーヒーを提供。「Drip X cafe」
良き1日ののはじまりは香り豊かな至極の一杯から採光が気持ちいいガラス張りの店内(Drip X cafe)
インテリアだけでなく、地産地消など料理の素材にもこだわりがあるそうですよ。ファクトリー・レストラン「FIFTH SEASON」
なんと、部屋からはガラス越しに厨房が見えます。女子会におすすめ。「ラボ」という不思議な名前の個室(FIFTH SEASON)
メタリック調のテーブルと厨房がスタイリッシュな雰囲気ですNYの街角にあるような雰囲気です(FIFTH SEASON)

 

●2階 / 非日常空間で極上の逸品が味わえるフロア

いつもよりちょっと贅沢な気分を味わいたい時や、少しあらたまった席で利用したいのが2階の店舗です。
ワインとともに楽しめるお寿司を提供する「美寿志」、石窯料理&クラフトビールを提供するお店「ROAST(ロースト)」、厚切り焼肉の元祖「TORAJI(トラジ)」、和も洋も堪能できる大人のダイニング「響(ひびき)」、懐石料理の名店「福吉兆」。どのお店も洗練された雰囲気と味わいを楽しめます。現在、オープンの記念割引を行っている店舗もありますので、ぜひご確認のうえ、ご予約くださいね!
ワイングラスを片手に江戸前寿司がつまめるお店。ソムリエと利酒師がネタにぴったりのお酒を選んでくれますよ。ワインと江戸前寿司のマリア―ジュを体感!「美寿志」
3連の石窯を使って焼き上げます。クラフトビールとともにアツアツをどうぞ☆あえてピザは焼かないのだそうです。
クラフトビールとともにいただく石窯料理“ROAST”
写真のレディースプランは2017年4月現在割引価格で提供しています!(要問合せ)中之島限定コースもあり!焼肉「TORAJI」
「普段の上等」がコンセプト。ビジネスにも、プライベートにもおすすめです。ダイナミックキッチン&バー 響(ひびき)
移りゆく季節の美しさが表現された心尽くしのお料理を。全席椅子席で懐石料理がいただける「福吉兆」
【2018年春開館予定「中之島 香雪美術館」】
中之島香雪美術館エントランス。木目のデザインと土壁が、近代建築と和の世界観を融合した独自の空間を生み出します。日本の伝統的な様式「切子格子」をモチーフにしたエントランス

朝日新聞社の創業者である村山龍平氏が収集した日本・東洋の古美術品をもとに、昭和48年、神戸市・御影に開館した「香雪美術館」。その分館となる「中之島 香雪美術館」が、中之島フェスティバルタワー・ウエストの4階に誕生します。
「市中の山居」の創造をコンセプトとするこの美術館は、都心の近代的なビルの空間の中にあって、誰もが気軽に立ち寄れる空間でありながら、静謐で格調ある空気に包まれています。館名の「香雪」は、村山氏の雅号。中之島 香雪美術館では、村山氏のコレクションを中心に、日本・東洋美術の名品を楽しめる展覧会が開催される予定です。
また、御影本館の敷地内にある国の重要文化財に指定されている茶室「玄庵」の再現展示や、旧村山家住宅の室内の再現、村山氏の業績を偲ぶことができるパネル資料などを設置した記念室が設けられます。

「中之島 香雪美術館」の誕生、そして大阪市の新美術館の建設も予定されている中之島。日本国内はもちろん世界でも有数の美の拠点となることでしょう。

展示ケースのガラスは、光の反射を抑えた国内最高レベルの超高透過ガラスを採用。作品がはっきり見えるそうです。国宝や重要文化財の展示も可能な本格的な展示室
御影にある実際の邸宅も、一般公開はしていない。古めかしさなども忠実に再現してある。やや小ぶりのサイズが可愛い
村山氏の邸宅の再現
御影にある『玄庵』は、村山龍平氏が修めた茶道『藪内流』の茶室『燕庵』を写したもの。茅葺屋根入母屋造りとなっています。美術品収集のほか、茶の湯にも通じていた村山氏

38階螺旋階段

38階、ラウンジの螺旋階段上より眺めた大阪の街並み
コンラッド大阪38階ラウンジ

【 2017年6月9日開業予定-スマート・ラグジュアリーホテル「コンラッド大阪」】

大阪にまた1つ、素晴らしいホテルが誕生しました。フェスティバルタワー・ウエストの最高層階(33階~40階)に、このたび新たにオープンするのは、ヒルトンの最高級ブランドである「コンラッド・ホテルズ&リゾーツ」が展開する「コンラッド大阪」です。

「コンラッド」が、なぜ中之島を選んだのか、その理由を支配人のカラン・シンさんに伺ったところ、歴史、文化、アートが融合する中之島は、ゲストの感性がinspire(触発)される環境だから、とのこと。劇場や美術館、歴史的建築物、豊かな水を湛えた川面など、訪れる人の創造性をかきたてる要素が多い中之島の“まち”。そのまちと人々を繋ぐべく「コンラッド大阪」が誕生したのです。

「コンラッド大阪」は、地上200mで、大阪では最高級の高さを誇る宿泊施設となり、大阪の街並みを見下ろすその眺望は、まさに「Your Address in the Sky /雲をつきぬけて」というホテルコンセプトのまま。38階のラウンジには、重厚感溢れる螺旋階段と、広い吹き抜けがあり、天井まで続く一面ガラス張りの窓からは大阪の街並みを遥か彼方まで臨むことができます。

スタンダードタイプのお部屋(デラックスルーム)でも、50㎡の広さがあり、164の全客室から、南・北・西のパノラマビューを楽しむことができるため解放感は抜群。次世代的な最新機器を備えた部屋で、快適かつ極上の非日常的なひとときを過ごすことができます。

ホテル内には、レストランとバー&ラウンジが4店舗-アトモス・ダイニング(オールデイダイニング)、C:GRILL(シ-フードグリル料理)、蔵-鉄板焼き&寿司(和食)、40スカイバー&ラウンジ(バー&ラウンジ)― 入りますので、格別な景色とともにお食事やお酒を楽しむことができます。
(宿泊予約受付中。レストランの予約受付は4月24日より。)

コンラッド デラックスルーム
スタンダードクラスのお部屋でも「デラックスルーム」というだけあり50㎡のゆとりがある広さ。
刻一刻と表情を変える雲、街並みを楽しめる
コンラッド大阪33階からの景色。
「漆」のことを英語で“Japan”というそうです。220㎡の広さを誇るコンラッドスイート。
なんと、バスルームには漆塗りのバスタブが設置されるそうです。
(2017年4月/※画像はイメージです)
施設名
中之島フェスティバルタワー・ウエスト
所在地
大阪府大阪市北区中之島3丁目2番4号
URL
http://www.festivaltower.jp
http://festivalplaza.jp/information/(フェスティバルシティ各店舗のお得な情報など掲載)