堂島リバーフォーラム開館10周年特別企画 千住 博 & チームラボ コラボレーション展「水」レポート

夏真っ盛りの、7月某日、堂島リバーフォーラム開館10周年特別企画 千住 博 & チームラボ コラボレーション展「水」 の内覧会に行って来ましたので、レポートいたします。※2018年9月9日をもって、終了いたしました。
◆堂島リバーフォーラム開館10周年特別企画 千住 博 & チームラボ コラボレーション展「水」
2008年オープンした堂島リバーフォーラムでは、この夏、開館10周年を記念した特別企画、「千住 博 & チームラボ コラボレーション展「水」 を開催しています。
この特別企画展では、生命に不可欠であり神秘的でもある「水」をテーマに、世界的アーティストである画家の千住博氏と、日本各地はもとより世界各国でデジタルアートの制作を行っているチームラボとのコラボレーションが実現し、世界に一つだけの作品を展示しています。また、「水」の書は、高野山真言宗総本山金剛峯寺の宗務総長、添田隆昭氏の揮毫によるもの。まさに、奇跡のコラボレーション展、となっています。
堂島リバーフォーラム
堂島リバーフォーラム開館10周年特別企画 千住 博 & チームラボ コラボレーション展「水」
◆圧倒的な作品の存在感
スタンディング形式で約2,000名収容可能なホール全体にひとつの作品が展示してあるという圧倒的な作品の存在感。額縁に展示してある作品をひとつひとつ順番に鑑賞していくという従来の展覧会の常識は、見事なまでに覆され、斬新な展示手法にまずは感銘を受けることになりました。
チームラボの作品は、一筆書きのように全て連続して繋がっているひとつの連続した波が、止まることなく繰り返され、空間全体を作品とするインスタレーションとなっており、まるで現世界ではない別の世界に連れていかれるかのような印象。止まることのない水の流れに、これまでの自分自身の来し方を顧みるように、立ち止まっていつまでも作品を鑑賞していたくなります。
Black Waves: Wander, Discover and Re-emerge
さらに奥に進むと、千住博氏の代名詞ともいえる水の作品である、「The Fall」が見えてきます。風で作品がゆらぐため、ひとつの作品でありながら、鑑賞者それぞれが違った作品を見るかのような印象。チームラボの「動」に対し、千住作品は「静」。この2つの作品が相まってひとつの作品を構成しているというなんとも贅沢な空間となっています。
The Fall
◆真夏のアート鑑賞で、心も体もリフレッシュ!
オフィスワーカーのまち中之島ですが、実は、アート施設も充実しています。その中でも、堂島リバーフォーラムは、今回のような自主企画展を実施するなど、中之島のアートシーンの最先端を走り、今後の企画展にも期待が膨らみます。
あなたも、ぜひ、中之島でアートな一日を過ごしてみませんか!
(2018年7月現在)
堂島リバーフォーラム開館10周年特別企画 千住 博 & チームラボ コラボレーション展「水」
開催日時
2018年7月14日(土)~9月9日(日)11時~19時 入館は閉館30分前まで
入場料
一般1,000円、高校生以下500円
※未就学児無料
※障がい者手帳をお持ちの方、付き添いの方は半額となります。受付にてご提示ください。
会場
堂島リバーフォーラム
アクセス
○京阪中之島線「中之島駅」・阪神本線「福島駅」より徒歩約5分
○JR大阪環状線「福島駅」・JR東西線「新福島駅」より徒歩約8分
○大阪メトロ 四つ橋線「肥後橋駅」より 徒歩約12分

雨の水辺も、また楽し。「水都大阪フェス2017」レポート  

今年もやって来ました、水の都大阪を代表するイベント「水都大阪フェス2017」! さまざまな注目イベントが満載の10月15日、さっそく取材に行ってきましたが、この日は一日中雨模様。
しかしながら、イベント自体は、雨にも負けない盛り上がりを見せておりましたので、その模様をお伝えいたします。(詳細は、オフィシャルページよりご確認ください。)※2017年10月29日をもって終了しました。
MAP
雨の中、ハートウォームなライブに、ほっこり!
水辺ステージでは、13時からのABCラジオ「STAR☆MUSIC☆SUNDAY in 水都大阪フェス2017」の公開生放送を皮切りに、夕方まで音楽ライブが続きました。
ブルース、フォークなどのバンドが次々と登場。心あたたまる歌と演奏で、雨で冷える会場も何だか暖かく感じたほど。

ステージ周辺では、ケータリングカーによるNAKANOSHIMA CAFÉも登場。お客さまも、ゆったりとした気分でフェスを楽しんでいました。

ケータリングカーを使ったカフェ。チキンサンドやロコモコ丼など、オリジナルメニューもありました。ケータリングカーを使ったカフェ。チキンサンドやロコモコ丼など、オリジナルメニューもありました。
ご覧の豆乳ドーナッツ、プリンや、クレープの移動販売も。 おやつに最高!ご覧の豆乳ドーナッツ、プリンや、クレープの移動販売も。おやつに最高!
フード・ドリンクコーナー。中央に立つのは、「水辺のまちあそび」の総合プロデューサーを務められている松下大輔さん。いつも楽しいイベント、ありがとうございます。フード・ドリンクコーナー。中央に立つのは、「水辺のまちあそび」の総合プロデューサーを務められている松下大輔さん。 いつも楽しいイベント、ありがとうございます。
ドイツワインの無料試飲ブース。早速、いただきました。 とっても美味!ご馳走様でした。ドイツワインの無料試飲ブース。早速、いただきました。とっても美味!
ご馳走様でした。
本当のクルーズに出かけたみたい! VRクルーズ体験
「水辺ステージ」のそばでは、注目の「VRリバークルーズ体験」ブースも盛り上がりを見せていました。
VRゴーグルを付けると、もうそこは水都大阪クルーズの船内! しかも舳先に乗っているかのような映像で、現実ではおよそ体験できないものが、リアルに体験できました。
青空のもとクルーズしているかと思えば、 夜のネオン街の道頓堀川へ。
思わず「すご~い!」と声が出てしまいました。

あまりにもリアル過ぎて、ずっとゴーグルを付けたままでいると、船酔いするかも。

水都大阪コンソーシアムの西村勝ディレクターは「このVR体験をきっかけに、実際のリバークルーズを楽しんでくれる人が増えるとうれしいです」と語っておられました。

VRクルーズ体験のブース。小さなお子さまも楽しんでいました。VRクルーズ体験のブース。
小さなお子さまも楽しんでいました。
このゴーグルをつけると、360度、仮想体験の世界に!どんどん引きこまれます。このゴーグルをつけると、360度、仮想体験の世界に!
どんどん引きこまれます。
夜は光と炎と水のパフォーマンスと、アイドルの歌に熱狂
日が暮れてからは、「水上ステージ」で、一大パフォーマンスが始まりました。
まずは、パフォーマンス集団「かぐづち」による、水、LEDやレーザー、炎を使ったパフォーマンスです。
極彩色のライトが飛び交う中、水と炎による魔術的な空間が生まれ、観客誰もが言葉を失うほどの感動に包まれていました。

「かぐづち」のパフォーマンスの合間には、国内6番目のAKB姉妹グループ「STU48」が、お馴染AKBナンバーを中心に、元気いっぱいのステージを展開。

雨が降り止まないあいにくのコンディションでしたが、「水上ステージ」と客席だけは、熱い躍動的な場となり、みんな楽しい思いでいっぱいになっていました。

「かぐづち」の圧倒的なパフォーマンスに、誰もが魅入られていました。
「かぐづち」の圧倒的なパフォーマンスに、誰もが魅入られていました。
クルーズを中心に、イベントはまだまだ続く
「水都大阪フェス2017」は10月14日・15日に最大のヤマ場を迎えましたが、秋のリバークルーズなどのアトラクションは、10月末から11月初旬まで続いています。

船上でバーベキューを楽しむことができる「BBQクルーズ」は10月31日まで、バラ園を水上から眺めることができる「バラクルーズ」は11月初旬まで運行中です。もちろん、すっかりお馴染のアクアライナーは、連日就航しています。

この機会に、あなたもぜひ「水都大阪」の魅力を再発見してください。

水都大阪の魅力は、やはり水面からの眺め。 一度はクルーズしてみたいものですね。水都大阪の魅力は、やはり水面からの眺め。一度はクルーズしてみたいものですね。
(2017年10月/※画像はイメージです)
開催日時
2017年10月7日(土)~10月29日(日)
会場
中之島公園
中之島公園へのアクセス
○地下鉄堺筋線・京阪本線「北浜」駅 徒歩1分
○地下鉄中之島線「なにわ橋」駅 徒歩3分
○地下鉄御堂筋線・京阪本線「淀屋橋」駅 徒歩5分
中之島公園

中之島でスポーツバイク!~「PREMIUM BIKE IMPRESSION 2017 大阪」レポート~

少し汗ばむくらいの4月某日、スポーツバイクの試乗イベント「PREMIUM BIKE IMPRESSION 2017大阪」に行ってきました。

◆PREMIUM BIKE IMPRESSION 2017大阪

昨今の健康ブームもあって、スポーツバイクに注目が集まっています。
今年で東京は4回目、大阪は2回目の開催となるこのPREMIUM BIKE IMPRESSION は、国内外のメーカー合わせて20社が出展するなど好評のイベント。「お目当てのバイクを納得するまで何回でも試乗することが出来る有料のイベントです。これだけのメーカーのバイクを一度に試乗出来る機会はあまりないんじゃないでしょうか。」と、事務局の高橋さん。
ということは、やはり自転車ユーザーのためのイベントなのでしょうか?。「もちろん、一番のターゲットは自転車ユーザーですが、時間内なら何度でも試乗が出来る今日のイベントで、初心者の方にもお気に入りの1台を見つけて、自転車を始めるきっかけにしてもらえたらうれしい限りです。女性ファンも増えて欲しいですね!」と、高橋さんは話します。

BiCYCLE CLUB 岩田編集長(左)、イベント事務局の枻(えい)出版社 高橋さん(右)


PREMIUM BIKE IMPRESSION 2017 大阪 試乗コース

ゴールの中央公会堂前を目指して疾走するスポーツバイクゴールの中央公会堂前を目指して疾走するスポーツバイク

◆人気メーカーの自転車を試乗!

アメリカのメーカー TREK(トレック)の田村さんにお話を伺ったところ、「10時のオープン前から、試乗待ちのお客さんの列ができていました。たくさん試乗してください。」とのこと。
トレックの人気車種「Madone(マドン)9.2」を試乗したところ、高級感があり、乗り心地の良さも抜群で、加速もスムーズ。乗っていて楽しくなるバイクです。試乗コースは、中央公会堂をスタート地点とする東西1㎞。スポーツバイクなら、あっと言う間に駆け抜けることができました。さすがは、50万円以上する高級車。いつかこんなバイクに乗れたらいいなぁ、と思わずにはいられませんでした。
その他、カナダのcervelo(サーヴェロ)、ドイツのFELT(フェルト)というメーカーの自転車にも試乗しました。サイクルウェアに身を包み、10台以上の試乗をする人もいましたし、ジーンズで、気軽に試乗されている女性もいらっしゃいました。それぞれのスタイルでこの自転車イベントを楽しんでいらっしゃるようです。

TREK(トレック)の田村代表取締役

 TREK(トレック)の「Madone(マドン)9.2」

 cervelo(サーヴェロ)の「VR5」width=

FELT(フェルト)の「S3 ULTEGRA(アルテグラ)」

◆サイクルウェアや周辺パーツなど物販も充実

また、バイクだけではなく、ホイールブランド、サイクルウェアなどの物販ブースも運営されており、多くのお客さんで賑わっていました(物販ブースの入場は無料)。出展者の中から、イギリスのサイクルウェアブランド「ヴェロビチ」の横山さんにお話を聞くことができました。「シンプルで機能的なんですがデザイン性も兼ね揃えたウェアなので、自転車だけではなく、普段着としても活躍すると思います。他にはTシャツやキャップ、スカーフ、グローブなども取り揃えています。」とのことでした。

物販ブース「ヴェロビチ」のスタッフ 横山さん(右)と結城さん(左)
各メーカーの出展ブースと来場者の様子
各メーカーの出展ブースと来場者の様子
東洋陶磁美術館前を疾走するスポーツバイク東洋陶磁美術館前を疾走するスポーツバイク

◆スポーツバイク、さぁあなたも!

スーツ姿の人が目立つ中之島ですが、この日はスポーツバイク一色となり、普段と違った一面が見られました。中央公会堂を横目にスポーツバイクで疾走するという、これまでにない中之島の新たな楽しみ方を発見できました。日本最高峰の国際自転車レース、ツアー・オブ・ジャパンの「中之島ステージ」がいつの日かこの地で見ることが出来たらいいなぁと勝手に妄想が膨らみます。
中之島は平坦な道が多く、川辺の風を感じながら軽快にペダルを漕ぐのは爽快感たっぷりです。もうすぐ、ゴールデンウィーク。アウトドアにぴったりの季節を迎えますね。何か運動を始めてみようかなという方!スポーツバイクで颯爽と風を切ってみませんか!

イベント風景。奥はレストラン「GARBweeks」

イベント風景。奥は京阪 なにわ橋駅入口
イベント風景
イベント風景

「OSAKA光のルネサンス2016/中之島ウエスト冬ものがたり2016」レポート

runemap2016
2016年もあとわずか。「OSAKA光のルネサンス2016」と「中之島ウエスト冬ものがたり2016」がいよいよ開幕し、いま、中之島は1年の締めくくりにふさわしい輝きと華々しい雰囲気に包まれています。

***

夕暮れ時の中央公会堂前。高らかなファンファーレを合図に「OSAKA光のルネサンス」のオープニングセレモニーが行われました。吉村大阪市長、プログラムの制作に携わられた学生のみなさんやアーティストの方、そして、スペシャル・ゲストとして夏のリオ・オリンピックで卓球の銅メダルを獲得した伊藤美誠選手が参加されての賑やかな式典となりました。
ラ・ぺリのファンファーレで開幕しました。極寒のなか、かじかむ指で演奏された
Shionウインドオーケストラのみなさん
rune2016_3
ドレッシーな装いの伊藤選手の貴重なショット。
隣は吉村大阪市長です。
音と光のコラボレーションがたのしめます。中之島イルミネーションストリート。
歩くとテンションがあがりますね!

◆「OSAKA光のルネサンス2016」
ウォールタペストリー2016*トロンプルイユとはフランス語で「騙し絵」の意味。人の目の錯覚を活かしたアート技法です。
●ウォールタペストリー特別公演~心に輝く宝もの~

2003年の光のルネサンス開催時に中之島図書館の100周年を記念してはじまったプログラム「ウォールタペストリー」。

今年のテーマは「心に輝く宝物」。中之島図書館の形状を活かしたトロンプルイユ*(トリックアート)を映像で表現した壮大な光の芸術作品となっています。約10分間のショーは、全体で30シーン、1500枚以上の絵を組み合わせて制作されています。ぜひ、あなたの心の中にある光輝く大切なものを見つめなおし、感じてください☆

【観覧のポイント】
○待ち時間が長くなる可能性がありますので、寒さ対策など万全に!
○地面(市役所階段)に座っての鑑賞となる場合がありますのでシートなど持参されても。

ウォールタペストリー2016
ウォールタペストリー2016
ウォールタペストリー2016
●プロジェクションマッピング~「OSAKA ART CITY 都市とはアートである」&「今昔 -Past,Present and then-」

毎年恒例とはいえ、その年その年で、まったく異なる表情を見せてくれるプロジェクションマッピング。今年はなんと高校生や大学生も制作に参加し、大阪の街をイメージしたマッピングを作成しました。大阪市中央公会堂を舞台に、大阪の文化や芸術、歴史がエネルギッシュな映像で展開します。大阪の魅力をめいっぱい感じられる作品となっています。

【観覧のポイント】
○今年は2部構成となっており、時間帯により異なるマッピングが楽しめます。
①17:00~21:00・・・「OSAKA ART CITY 都市とはアートである」(1回約8分間程度)
②21:00~21:30・・・「今昔 -Past,Present and then-」(1回約5分間程度)

プロジェクションマッピング
プロジェクションマッピング
スマイルアートプロジェクト
●スマイルアートプロジェクト

昨年好評を博した、アーティスト・髙橋匡太氏による「スマイルアートプロジェクト」は、「中之島を笑顔で彩ろう!」をコンセプトに、果実袋に「笑顔」を描き、LEDの光を入れて膨らませて作った「ひかりの実」を飾る企画です。今年はさらに面積が広がり、真冬のバラ園一面に「光の実」が実っています。高橋氏自ら、大阪市内の小学校や幼稚園に出向いてワークショップを開き、参加した子ども達が「あなたを笑顔にしてくれる人の顔」を思い浮かべながら描いた作品は、その1つ1つに想いがこもっています。

キラキライルミも素敵ですが、このふんわりとしたやさしい光を眺めていると、とても穏やかなキモチになれます。

今年も、当日制作可能なブースを設置していますので、あなたもぜひ、あなたを笑顔にしてくれる人の顔を思い浮かべて、作ってみてくださいね。

●おすすめ☆光ミールクーポン
光のルネサンスで絶対はずせないのが、毎回「どれを食べよう~」と目移りしてしまう豊富なマルシェ。今年は、まずインフォメーションで「光ミールクーポン」を購入してみました。1冊(当日購入¥2200)に4枚のクーポンがついていて、クーポン掲載のメニューを注文するスタイルになっています。

豊富なメニューの中から今回選んだのがこちら↓
・オニオンズの「まるごとオニオンスープ」
・フードスケープの「特選牛スジのビーフシチューとハート型グラハムパンのセット」
・Frittoの「フィッシュ&チップスお手頃サイズ」
・tortueの「ソーセージ」(1本増量3本)

現金払いだと、それぞれ、600円、800円、700円、550円(通常2本)なので、かなりお得に!ボリューム的には、2人で1冊購入、シェアして、足りない分やクーポン以外で食べたいものを現金購入するぐらいがちょうどいいかも。またルネサンス以外のエリアやランチタイムに使えるクーポンも掲載しており、1月9日まで使えるお店も多いため2冊購入するのもオススメですよ!

オニオンズのまるごと玉ねぎスープ。北海道産の玉ねぎにチーズがかかってボリュームたっぷり!
ローズライトパークのマルシェは比較的空いていました。テーブルにはランタンが!
東洋陶磁美術館の前のオープンカフェ。すごく素敵なライトアップです!
中之島ウエスト 冬ものがたり
◆中之島ウエスト 冬ものがたり2016  

中之島ウエストエリアの「ほたるまち港」では、光と音楽がシンクロするエンターテイメントショー「中之島ウォーターファンタジア」が今年も開催されます。ハレルヤをBGMに高々と吹き上がる噴水を眺めていると、清々しいキモチに☆そして、そのウォーターファンタジアをバックに横切るのは、アーティスト・武内祐人氏による、今年初登場の“冬ものがたりシンボルシップ”です。パンダやおサルとともに船の旅が楽しめます。船体には「Smile」の文字が💛 確かに思わずニッコリしてしまいそうです。
また、中之島ウエストでも「中之島ウエスト・スマイルアートプロジェクト」を開催。こちらでも「ひかりの実」のワークショップ(無料)を実施していますので是非お立ち寄りくださいね。

【冬ものがたりのポイント】
○シンボルシップへの乗船料は大人1名900円。小学生以下のこどもは無料!
(大人1名につき1名を越える場合はこども400円)
○水の上はちょっぴり寒いので、防寒対策を!
○ABC放送の壁面の大スクリーンにエビシーが見れるとラッキー?!

思わずニッコリ!シンボルシップ
みんな会いに来てシー!
Hotarumachi fantasy illumination
(2016年12月)
OSAKA 光のルネサンス 2016
開催日時
2016年12月14日(水)~ 12月25日(日)17:00~22:00 ※一部コンテンツは16:00~22:00
※雨天決行(一部プログラムは中止)
会場
大阪市役所周辺~中之島公園
アクセス
<中央会場へは> 地下鉄・京阪「淀屋橋」駅1号出口から徒歩1分、京阪中之島線「なにわ橋」駅1号出口すぐ、JR東西線「北新地」駅11-43号出口から徒歩8分
<東会場へは> 地下鉄・京阪「北浜」駅26号出口から徒歩5分、京阪中之島線「なにわ橋」駅1号出口から徒歩5分、地下鉄・京阪「天満橋」駅から徒歩7分
中之島ウエスト 冬ものがたり2016
開催日時
2016年11月28日(月)~ 12月25日(日)
※メインプログラム「中之島ウォーターファンタジアは」は12月14日(水)~12月25(日)。
会場
中之島ウエストエリア※メインプログラムは 福島港(ほたるまち港)
アクセス
<メインプログラム福島港へは>
京阪中之島線「中之島」駅より徒歩3分、JR線「福島」駅よりから徒歩7分
お問い合わせ
中之島ウエスト・エリアプロモーション連絡会 電話06-6539-7878

初秋の中之島を満喫!「水都大阪フェス2016」レポート

日中はまだ残暑厳しい日もありますが、夕暮れ時ともなると涼しい風が心地いい初秋の中之島。今年も水都大阪フェスのシーズンがやってきました!水都大阪フェス2016は、エリアが広がり、新しいプログラムが追加されるなど、これまで以上に大阪の水辺のまち遊びを体験できるイベントとなっています。今回はちょっと早めに、フェスを覗いて来ましたので、その模様をお伝えいたします。(各プログラムの開催日時、参加費、お申込みなどは、オフィシャルページよりご確認ください。)
 

中之島散策 水都大阪フェス2016 マップ
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◆水上から中之島を眺めよう♪舟運(しゅううん)プログラム

今回の水都大阪フェス2016でまずおすすめしたいのが、中之島周辺を船で巡る「舟運プログラム」です。期間中、フェスのお食事とセットのプログラムや、ワインを片手に楽しめるクルーズなど趣向をこらした複数のクルージングが催行されていますが、今回は「アクアライナー」の“NAKANOSHIMA NIGHT VIEW CRUISE”(中之島ナイトビュークルーズ)を体験してみました。フェス期間中毎日運航しているこちらのクルーズは、その名のとおり夜の中之島の景色を楽しめるクルーズとなっています。

12月のイルミネーションシーズン中は賑やかなイメージの「夜の中之島」ですが、この時期は、ライトアップされた橋の美しさが際立ち、のんびりと公園のベンチで語らうカップルや水辺のレストランで食事を楽しむ人々など、穏やかで日常的な夜の中之島の風景を楽しむことができます。

この日驚いたのが、参加者に外国人観光客の姿が多く見られたこと。船にはガイドさんが乗っておられ、橋や建築物について案内してくださるのですが、英語と日本語、二ヶ国語でアナウンスがあり、中之島にいながら異国を訪れたかのような雰囲気で盛り上がっていましたよ♪
(各種舟運プログラムについてはこちらをご確認ください。)
mame_4乗船日の夕暮れ時、“ひまわり”の船上にてミニ・コンサートが実施されました。
mame_5天満橋のライトアップ。1つだけ違う模様があって、「見つけたら幸せになれる」との都市伝説があるそうです。
mame_6天神橋のライトアップの色は、天神祭の松明(たいまつ)がモチーフになっています。
水都大阪フェス2016 大阪シティウォーク2016
◆大阪市内の歴史を歩く「大阪市シティウォーク2016」

今年で開催4年目を迎える「大阪シティ・ウォーク」は、大阪の歴史や文化を再発見できる大ウォーキングイベントです。2016年は、“戦国から昭和を歩く大阪歴史ロマン”をテーマとし、年5回開催されます。第2回大会となる9月19日(月)は、中之島を川沿いに歩き、周辺の主要な建築物や公園などをめぐる「水都大阪・リバーウォーク」のコースの開催日。この日はあいにくの空模様にも関わらず、集合時間になると、中之島公園に続々と参加者が集まり、無事スタート式を終え、出発!
アクティブシニア層の方が多いように見受けられましたが、グループで参加している若者達や、小学生ぐらいのお子さんと親子で参加されている方もおられ、世代、性別を超えて多く人々が水都・大阪のまちの魅力を身近に体感されたようです。
10月2日(日)には、特別にインバウンド(外国人観光客)を対象にした通訳付き(英語、中国語)のガイドコースも催行されるそうです。同日、ガイドなしのレギュラーコースもありますので、興味を持たれた方はぜひご参加くださいね。
(大阪シティウォーク2016についてはこちらをご確認ください。)

mame_4芝生の上でストレッチをする参加者のみなさん
mame_5大阪の街のゆるキャラ達も応援にかけつけました!
mame_6茨木から参加のナライさん親子。娘さんはまだ4歳とのこと。「歩けるところまで頑張ります!」
水都大阪

◆満員御礼!!大阪市中央公会堂 館内ガイドツアー 

まもなく100年をむかえる、美しく、そして中之島の象徴的な建物の1つである「大阪市中央公会堂」。外から眺めたことはあっても、中には入ったことがない、という方も多いのでは?現在、大阪市中央公会堂では、公会堂のスタッフの方によるガイドツアーが実施されており、水都大阪フェス2016のプログラムの1つになっています。こちらのガイドツアーでは、まず、展示室で中央公会堂の設立の所以や建築法などを聞いたうえで、創建当初、貴賓室として使用されていたお部屋に案内してもらい、その見どころを紹介していただきます。見どころ、とは言っても、ステンドグラス、天井画、壁画、扉、床と腰板に使われている大理石にいたるまで、部屋のすべてが芸術品。修復・復元してある部分もありますが、いまでは、もう入手できない素材や、継承する職人が不在となった技法が施された部分もあり、その細やかな技と美しさに感激必須です。

水都大阪フェス2016 大阪市中央公会堂ガイドツアー
こちらのガイドツアー、なかなか予約が取れないほど人気があるのですが、水都大阪フェス2016の期間が終わっても、催行されていますので、こまめにホームページなどをチェックをされたうえでお申込みされることをおすすめします。

2018年に、築100年のメモリアルイヤーを迎える「大阪市中央公会堂」の歴史と意匠をぜひ身近に感じてみてください。
(大阪市中央公会堂ガイドツアーについてはこちらをご確認ください。)

mame_4贅沢な刺繍とタッセルのついたカーテンも趣きたっぷり。
mame_5地下1階にある展示室(予約不要)。ひと月に5000人以上が訪れるそうです。
mame_6『公会堂SHOP』(地下1階)にはここでしか買えない限定品や大阪のご当地商品が♥
水都大阪
山梨の富士桜高原ビールさん。今年初参加のブルワリーさんです☆
◆ビール好きさん、集まれ~!クラフトビアピクニック
(2016.9.22~2016.9.25)

すっかり恒例となった秋の中之島公園の「クラフトビアピクニック」。普段あまり飲めない様々な種類の地ビールを一度に味わうことができるこちらのイベントを楽しみにしておられるビール好きの方も多いのではないでしょうか。開催初日の9月22日(木・祝)は、どしゃぶりの雨にも関わらず、ビール好きの方々が中之島公園に集結し、阪神高速の下がごった返すほど盛況だった様子。
取材当日(9月23日・金)も、平日のお昼前にも関わらず、ビール愛飲者が続々と参加。毎年このイベントでの再会を楽しみにしているビールや、今年初出店のブルワリー(醸造所)のビール、このイベントで初お披露目する新ビールなど、気になるビールを飲んでおられました。また、スイーツや、グルメの店舗も出店しているため、まさに「ピクニック」がてら、お子様を連れていらっしゃるお客様の姿も見られましたよ♪

お好みのビールが売り切れないうちに、中之島公園のビアピクニックへGo!
(クラフトビアピクニックについてはこちらをご確認ください。)

mame_4地元・大阪の“道頓堀麦酒醸造所”。松竹座の近くでビールを作られているそうです。
mame_5好みの味や、その時の気分で、ブルワリーの方にビールを選んでもらうのもいいですね!
mame_6さまざまなエンタティナーがステージを盛り上げ、フェスの雰囲気たっぷりです。
(2016年9月)
水都大阪フェス2016
開催日時
2016年9月11日(日)~ 10月16日(日)※コア期間:2016年10月8日(土)~10月10日(月)
(各イベントの実施日時などはオフィシャルページにてご確認ください)
会場
中之島公園/中之島GATE/八軒家浜 ほか
中之島公園へのアクセス
○地下鉄堺筋線・京阪本線「北浜」駅 徒歩1分
○京阪中之島線「なにわ橋」駅徒歩3分
○地下鉄御堂筋線・京阪本線「淀屋橋」駅 徒歩5分